ティエンクン洞窟

ハロン湾には無数の洞窟があると言われています。そして石灰岩質の岩盤が長年かかって出来た鍾乳洞も非常に多数ある。しかし、そこに行くためには船を使うしかありません。ハロン湾の島々は基本的に無人島で、急峻な壁面を持つため、船が接岸できる島は限られています。観光ルートとなっている洞窟はいくつかありますが、私が連れて行かれたのは、ティエンクン洞窟でした。いつ、どの洞窟に行くかは、観光客の数、当日の天気・気候、そして船頭の気分(!)によって違うとのことです。
ちなみに、私の船には、船長と補助の人(後にコックと判明)の2名のスタッフが乗り込み、私と妻と1歳のbaby3人のお相手をしてくれましたが、ベトナム語しか通じません。そのため「どこに行く」だの「何を見たい」だのという交渉は出来ませんでした。

船着き場
圧倒される造形美。一応名前がついているがあまり意味はないらしい。
洞窟内は暗く、じめじめ。子どもは少々つらいかも。
気になったのが、たくさんの注意の看板。ベトナム語、英語、中国語で書かれている。上に載るな、ゴミを捨てるな、道を外れるなという普通のことが書いてあります。しかしたくさんの(中国人の)人が破っていました。