Southern Gate and Tower
(南門と物見台)

トロイの最盛期、第6市の遺跡と思われる。トロイという要塞への入り口、南門ではないか?、と言われている場所である。この南門の道は「幅広き道」と呼ばれていた。トロイア人はこの「幅広き道」を通って場内に入り、戦士たちはここを下って城外の敵と戦ったのではないか、といわれている。 シュリーマンはここを「スカイア門」としている。もしスカイア門となれば、左側には物見の塔が立ち、アキレスとヘクトルの決闘の場になったはずである。トロイ第6市はこのように広い道が完備されていて、全ての道はアクロポリス頂上の王の庭の大通りに通じていたという。そしてこの道路の下には下水道も通っていたらしい。しっかりとした都市計画と行政指導力があったことも伺える。

門の左側の一番前にある岩は「メンヒル」(一枚岩を柱のように建てた石)は宗教的な意味を持ち、城内への出入りの時に行われた儀式と関係があるといわれている。